バリー

リチャード・スチュアート＝ターナー 2015年7月21日火曜日

米国に本社を置く機器メーカー、バリー・ウェミラー社の紙・板紙シートおよび加工部門であるBWペーパーシステムズは、ドイツのメーカーであるビエロマティック社の紙加工グループを非公開金額で買収する予定である。

両社は先週合意書に署名し、承認条件が満たされれば遅くとも9月までに売却が完了する見通しだ。

BW Papersystemsの社長Neal McConnellogueは、「今回の買収により当社の世界的地位は引き続き強化され、BW Papersystemsの製品ポートフォリオのバランスが保たれることになる。」と述べた。

ビエロマティク、今年初めに連邦破産法第11章の適用を申請した破産を回避するために、ハイデルベルグ印刷機用のCutStarシーターやその他のシーター、ラッピング、スタッキング、梱包機などの紙加工機器で世界的に知られています。

同社の紙加工グループは、スパイラル製本機やワイヤー製本機などの文具製造キット、マルチパートフォーム用のウェブ仕上げシステム、オンデマンド製本キットも製造しています。

ビエロマティックのアレクサンダー・ワッサーマン最高経営責任者（ＣＥＯ）は「われわれは迅速かつ成功裏の再建プロセスを発表しており、その約束を守ってきた。したがって、スピンオフした紙加工部門の将来はすでに安全だ」と述べた。

ワッサーマン氏は、ビエロマティックのプラスチック溶接部門と潤滑技術部門に関しても楽観的であり、両部門は依然として成長を続けており、さらなる投資とイノベーションの余地がさらに広がるだろうと述べた。

BW Papersystems は、世界中の折りカートン、段ボール箱、紙加工業界向けに、シーター、スプライサー、スリッタースコアラー、ダイレクトドライブナイフ、ロータリーダイカッター、フレキソフォルダーグルアーなどの機器を製造しています。

BW Papersystems は、ドイツの Bielomatik の Neuffen および Neuss 拠点、およびイタリアのボローニャで引き続き生産を続けます。

同社は買収後、世界中で1,600人以上のチームメンバーを雇用し、そのうち150人はビエロマティクから引き継ぎ、4億ドル（2億5,700万ポンド）を超える収益を生み出すと発表した。

Bielomatik の紙加工部門は、2013 年に総売上高 7,810 万ユーロ (5,440 万ポンド) を記録しました。

Barry-Wehmiller は、包装、段ボール、シート、紙加工業界向けのエンジニアリングおよび製造技術を提供する世界的なサプライヤーです。 このビジネスの収益は約 20 億ドルで、従業員は 8,000 名を超えています。

昨年同社は、食品包装技術会社Axone-Systems、包装機械メーカーSchib、ドイツの製紙機械メーカーKugler-Womako、製紙機械メーカーWill-Pemcoなど、他の多くの印刷関連企業を買収した。